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2018.8.4

スパイダーマン2

スパイダーマン2
原題:SPIDER-MAN 2

「スパイダーマン」(2002)の続編。サム・ライミ監督の3部作の2作目だね。第77回アカデミー賞視覚効果賞を受賞してるよ。

シリーズは「スパイダーマン」(2002)、「スパイダーマン3」(2007)をどうぞ。
マーベル・シネマティック・ユニバースのスパイダーマンは「スパイダーマン ホームカミング」(2017)。

スパイダーマン2の映画情報

原題 SPIDER-MAN 2
制作年 2004年 制作国 アメリカ
上映時間 127分 ジャンル SFアクション
映倫 -
監督 サム・ライミ
キャスト

トビー・マグワイア
キルスティン・ダンスト
アルフレッド・モリナ
ジェームズ・フランコ
ローズマリー・ハリス
J・K・シモンズ
ディラン・ベイカー
ビル・ナン
テッド・ライミ
エリザベス・バンクス
ブルース・キャンベル
ドナ・マーフィ
ダニエル・ギリス
グレッグ・エデルマン
ダニエル・デイ・キム

スパイダーマン2のネタバレを含む場合があります

以下「スパイダーマン2」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
スパイダーマン2」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。

スパイダーマン2のあらすじ・ストーリー

大学生活を送るピーター(トビー・マグワイア)は、愛するメリー・ジェーン(キルスティン・ダンスト)との仲が少しずつ離れつつあった。
親友のハリー(ジェームズ・フランコ)とも、ハリーが亡き父の仇をとるためにスパイダーマンへの憎しみを燃やしており、複雑な関係であった。
そんな時、オズボーン社で働くDr.オクタビアス(アルフレッド・モリナ)が実験中の事故で金属アームが生えた怪人ドック・オクとなってしまう。スパイダーマンが抑えつけ、最悪の事態は免れた。しかし、ドック・オクは金属アームに乗っ取られ覚醒してしまう。
一方で、ピーターはスパイダーマンとしての道を改めて悩み、引退することを考えていた…。

スパイダーマン2をみた記録

ホラー好きのサム・ライミ監督の色が濃い印象の続編。今となっては、ちょっと時代遅れな演出もあるのだけど、大ヒットの続編だから力が入っているのだと思うけど、そんなに演出過多にしなくても良かったのでは、と思ったり。そんなことをしなくても、十分楽しくてパワフルなはずなのに、変な小細工や演出がとても不自然に感じた。

ストーリーは、ヒーローもののお約束のような展開。覚醒して、ものすごいパワーを手にしてヒーローとなって自信も持てるようになった、がその後スランプに陥ったり、じぶんを見失ったりする展開。超人でも、自分の道を見失うことがあったり、自分のすることが正しいのか迷ったり、人間味を描く。

お察しの通り、この手のテーマの答えはどこでも似たような解決に向かう。自分の思うままに、自分が正しいと思うままに、自分がたのしいと思うように、自分の信じた道へ進だけだ。幾度となく、こんなテーマは見聞きしているのに、人間誰しもが抱えるテーマでもあるのか、心を動かされるものだよね。

お約束の展開でも、他のヒーローと違って親近感があって、人間味があるのはスパイダーマンだけだな〜と思わされるのがまたポイント。本場アメリカで絶大な人気が衰えないのはこういうところかもね。

スパイダーマン2のシリーズはこちら